ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

17年下期面白かった新作ライトノベル 10選

まとめます。通年の方で挙げた作品は除いて10本出していきたいと。

1. 6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。

通年のベストに入れるか悩んだ作品。少しズレてる登場人物の青春恋愛モノ。そのズレてる感じが、何というかちょっとコミカル、実際にあったらドン引き。その匙加減が好き。青春恋愛モノとして非常に面白い一作でした。

2. いつかのレクイエム

JK陰陽師と年上イケメン魔女(男だけど)のバディモノ。正直、表紙イラストから半人前だけど元気あるJKと少し皮肉めいた事を言うイケメンが事件を解決していくっていうのを読み取ったけど、まさにイメージ通りの手堅い一作でした。期待したとおりの展開やキャラクター。楽しめました。

3. 山本五十子の決断

正直、自分の趣味の範囲外な作品のイメージもあって期待はあまりしてなかったが、読み終わった時、アレ?意外と楽しめたなって作品。というのも歴史的説明を省いて、キャラクターで楽しむ作品。この歴史的な内容をどれだけ省くかについても作者が知識ある方であると覗える。本番はミッドウェー海戦どのように改変しどのように切り抜けるか??という2巻からと思っており、期待して待ちたいと思う。

4. ハードボイルドスクールデイズ

色々な男と体を重ねる少女と童貞の少年のいびつな青春モノ。もっと童貞の少年が屈折したキャラクターと思っていたが、意外とカラッとした明るい性格の人間であって読みやすく面白かった。色々なモノが壊れながらも愛があるだろうけれども上手くいかない青春ストーリーのラストは、まぁあまりハッピーエンドとは言えない。けれども不思議と後味が悪くない読後感が気持ちよさすら感じた。

5. 魔法使いの願いごと

魔法使いの願いごと (講談社タイガ)

魔法使いの願いごと (講談社タイガ)

童話みたいなと言ってしまってよいのか、感動もあるファンタジー。綺麗なモノしか見えなくなった少女が最後に見た一番綺麗なモノの正体。とても良いお話で胸に打たれるモノがありました。

6. 図書迷宮

図書迷宮 (MF文庫J)

図書迷宮 (MF文庫J)

最初は、なーにが問題作だよっていけ好かなさを正直感じたが、MF文庫Jであのボリュームは未だかつて無いって事実を知り確かに規格外かと。二人称だとか作中のストーリー展開や色々な仕掛け。二転三転する展開。作者のギラついたモノが感じ取れる。けれども下地にあるモノが一人の少年と吸血鬼の少女との純愛であるから意外と世話しなく展開される物語のしるべになっていたかと感じる。

7. パンツあたためますか?

パンツあたためますか? (角川スニーカー文庫)

パンツあたためますか? (角川スニーカー文庫)

上手くいかない、煮え切らない登場人物たちのホントに上手い事いかない青春恋愛モノ。正直、後半の展開の暗さは少し受け付けないモノがあった。けれどもこの作品のゴールはあそこで落ち着いても良かったんじゃないかと。そう思わせてくれるモノがあった。どこか懐かしいと思いもさせてくれる作品。

8. 絶対彼女作らせるガール!

絶対彼女作らせるガール! (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール! (MF文庫J)

話の構成がまとまっており丁寧さを感じさせるラブコメ。登場人物の配置や物語の展開、ラストまでたどり着く過程やそれら登場人物の過去。とてもまとまりの良さを感じた。

9. デュシアクロニクル 十二騎士団の反逆軍師

軍師としての知略また戦闘においても一流の主人公の何でもアリ感。けれども少し知略の方の描写が少なく設定負けしてる印象も。復讐、反逆のため。大国を裏切った主人公の今後の活躍について期待してしまう。

10. JKハルは異世界で娼婦になった

JKハルは異世界で娼婦になった

JKハルは異世界で娼婦になった

この作品で一番好きなのは割かし残酷な世界でも生きていくロックンロールな精神を持つ主人公JKであるハル。彼女、マジでロックだぜい。合間にある缶蹴りのエピソードの青春な感じも好き。後半の展開については、結局チートかいと一瞬思ってしまったが、それを吹き飛ばすハルの活躍ぶりに痺れる。周りの登場人物達の関係図も面白い。好きな一作でした。

以上、10作品

それではまた来年。変わらずのんびりやって参ります。
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