ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

いつかのクリスマスの日、きみは時の果てに消えて 世界が僕を忘れ 心この身消えたとして 願う想いはいつかきっと届く

結構この作品に対しての気持ちが読み終わった後に葛藤というか悩みが生じて、悪くないという気持ちに落ち着いた。積極的に好きを示せないけれども読んだときにあっこれいーなと思うところもあり。

瀬尾つかさの作品を読むのはこれで二作めになるが、作者の読みやすい。淡白な文章とクリスマスというワード。大好きな人を喪失してそれを救うという物語とマッチしているって言うのが、この作品の良かったところと感じる。

けれども自分の好みはもーちょいメイクドラマをやってほしいというか。ダブルヒロインでやってると感じるけれども登場人物の性格というか不器用さというか。何となくストレートに胸に響く感じから敢えてそらしてる。と感じてしまいどうも自分の趣味と合わない。物語の筋書きとそれを形作る雰囲気作りと文章。それ自体は合っていると思うのだが。。。

その物足りんくらいがしっとりと落ちて良いと思うのだが、やっぱり物足りんのよ。みたいな。

ダブルヒロインの一人のクルミさんを現代での再会を過剰に演出しないこと。白根さんの存在に柔い切なさを添える事とか。なんつーかそれでこの物語は活きると思っちゃいるがやっぱりもっとお腹いっぱいになりたいなーという自分の正直な気持ちもあって。

複雑なのです。