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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

君は月夜に光り輝く 何にせよ生きてる証を感じていこーよ

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

読み始めの印象はこの作者は誰だ?です。凄い漠然とした印象なのだけれどネット慣れしてるというのかブログとかやってそうな。何というかそれはカイジのパロディとかが確かに顕著なのだけれど、悲しい物語なのにどこかノーテンキというかおかしみを感じさせる文章がそこが楽しくて。いや序盤から悲しみとか切なさとかを感じさせるのだけれども話の展開とか上記の通りノーテンキというか。何だろう、アンバランスさが心地よい。みたいな。幽☆遊☆白書じゃねーんだからさぁ。あるいはKICK THE CAN CREW

そう哀しいし切ない。そんなお話。なのにどこか無理して空回って楽しんじゃって。そんなのが作中の登場人物にシンクロしていく感じ。ウォーターボーイズだよ、たぶん気分は。

まぁ悲しい切ない話はラストに爆発して生きたいへと繋がっていくんだけれども、その生きたいへ繋がるのときのヒロインの長台詞が凄く迫真なんだよ。ヘルシングで有名ななんか偉い人の長台詞より迫真。すみません、ヘルシング読んだこと無いです。ネットで得た薄い知識を浅く使いました。いやぁびっくりした凄いぐおぉっときたのね、その長台詞のトキに。びっくりした。物語に引っ張られた。すごくビックリした。セカチューの映画観たとき、長澤まさみBOSEにした事が凄いとかあの時の捻くれていた自分に言ってやりたい。感動するものは感動する。だから自分でそのパルスを閉じるなって。たぶんその方が楽しいからって。

とても面白かったですよ。