読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

わたしは虚夢を月に聴く 読みました

わたしは虚夢を月に聴く (星海社文庫)

わたしは虚夢を月に聴く (星海社文庫)

ナイトウォッチシリーズ第二作!!大変面白かったです。1作目を読んでから暫く経っており、記憶の中にはゼーガペイングレートマジンガー(戦闘のプロ)っていうワードが刻み込んであったのだけれど、この巻戦闘のプロが影薄いとか思ってたら、一作目のあとにブギーポップシリーズを読み始めた事もあり作品のリンクしているところとか楽しかったり、各台詞の心にジンと来るものがあったりとちくしょう、上遠野浩平やるじゃねえんかいと謎の悔しさが生まれていた。

特に印象に残ったのはあの兎探索ロボットみてえなヤツの生きる事ってそんな大変なの?の下りがとてもきました。丁度そんな深刻に考えてる訳ではないのだけれど、この先の人生の事とかで悩みとまでいかないぼんやりとした想いを最近持っていたこともあり、その霧が晴れた感覚になれました。つまらないならた楽しい事を探せばいいんだ。ありがとう上遠野浩平。私の楽しいはあなたの作品を読むことだ。

最初の探偵テイストとかはうーんこの雰囲気作り最高だったし、月の人類の抗争とか唯一生き残った人間とか、コクーガとの対話とか、最後に駆けつけるナイトウォッチの演出とか本当に大好きです。

またあとがき読んでやっとこさ気づいたけれどイマジネーターの繋がりも最高でした。あとがきで上遠野浩平が語るイマジネーターは正にその通り(当たり前だが、作者だし)、要分からんけれど凄みのある演出といまここに。いないのだから。だからこそ無敵。うーんめっちゃ好きです。ありがとうございました。