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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

ブギーポップミッシング ペパーミントの魔術師 よみました

超傑作。ともかく読み終わって即ハーゲンダッツを食べた。フレーバーはバニラ。この季節にチョコミントはあまり見ない。好きな味はチョコミントです。

ぶっちゃけスタートはあまりにアイスクリーム立志伝が面白すぎて、これブギーポップ交わって欲しくないなぁ、出ないでくれないかな、あいつとシリーズ初ブギーポップの登場に対してかなりネガティブな気持ちを持ってしまった。だって面白いじゃん、アイスクリーム立志伝。

アイスクリームのイメージもチョコミント、痛みというワードから連想したのかアイスクリームを食べて喜びに満ちてる人のシーンは脳内でキーンって音がハウリングしてた。

面白いアイスクリーム立志伝は、スプーキーEの登場で悲しく幕引きとなるのだが。なるだがこのスプーキーEってキャラがホントに良かったねえ。アイスクリーム立志伝の主役こと、プロジェクトXなペパーミントの魔術師 十助。彼の想いを踏みにじると言えば良いのか?そういうアクションをスプーキーEがする訳なんだが、イマジネーターの時には見られなかった一面。自分と十助を重ね合わせる憐憫とか同情する一面。そしてそれで繋がる物語。あぁこいつ憎めないなぁと愛しさと切なさが芽生えた。良いキャラよ。私はけっこうかませ犬というかしつこく出てきて毎回ちょいパワーアップするが、毎回負ける敵キャラが大好物なんすが、スプーキーEはその要素を感じさせる。そしてその要素だけで無いキャラなのでかなりお気に入りになりました。

んで後編。というか前半のアイスクリーム立志伝の密度の濃さにメロメロしてたんだが、そこは早速かましてくれるブギーポップの登場によりハートがシャキッとしました。うーんこの探偵モノっぽいテイストもたまらん。ホントにたまらん。そしてスパッと去ってくるのもまたたまらん。

後編は、お前もお前も出てくるの!?、うわぁあと既存シリーズのキャラ達とストーリー。話の構成。そして何よりもすんばらしいラストシーン。でシャキツとさせられたハートをぐるぐるさせられ。最後はアイス食べたいなで終わってしまった。

何処を切り取っても良い。けれど切り取ったら勿論ダメ。イラスト、カバーでの雰囲気作りも含めこのペパーミントの魔術師は大満足でした。

歪曲王、夜明けとうおおおおお!!みたいなテンションの上がり方をしてたんですが、何というか興奮は落ち着いたんすけど。うーん一番面白い話の構成をしてたのはペパーミントの魔術師かなぁ。みたいな。みたいな冷静になれたけど、やっぱり心の内はちょーすきだなぁブギーポップみたいな気持ちです。超傑作。