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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

いま、n回目のカノジョ ふとした日常をトライ&エラー

いま、n回目のカノジョ (ファンタジア文庫)

いま、n回目のカノジョ (ファンタジア文庫)

人が死ぬのを回避するとか、そんな物騒な事は起きない日常をループする。そのループを止めるためにトライ&エラーを繰り返す。物騒な事はスカートを脱ぐくらい。

ループの起点とされる幼なじみを持つ、やれやれ系の主人公。主人公はループ時の記憶がある。そこにもう一人ループを知覚できる女の子と出会う。んでトライ&エラーの繰り返し。

ラストはそういった何気ない幼なじみといた繰り返される日常が終わる事で幼なじみがいなくなる事で、無くしたときにその大切さを気付く主人公。そんでもってちょい頑張る。それを見届けるもう一人のループ知覚できる女の子。

基本的にこう悲劇的な展開を敢えてさげ、軽く読めるように狙ってるの分かるのだけれど、この巻のみでオチはついてはいるが、正直行って面白いとは感じなかった。

何気ない日常。今後、幼なじみと主人公の間に主人公と二人だけの時間を共有できるもう一人のヒロインの感情の揺れ動き次第で面白くなりそうだと思うのだけれども、少なくともこの巻だけの内容だとまぁ買わないだろうなぁと。

本音を言うとつまらない展開なのに、さらにそれを繰り返しで読ませられたらけっこうシンドイです。繰り返しでも楽しめる会話劇ではなかったと思う。これは繰り返し云々じゃないけれど、終盤の主人公が語彙力なくして同じリアクションを何度も読ませられるのは、とっととループして解決してくれよぉと思った。メイン三人のキャラクターはあれで良いのかもしれないけれども小気味の良い会話劇を読ませて欲しかった。