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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

スピーシーズドメインにつきまして

スピーシーズドメイン 5 (少年チャンピオン・コミックス)

スピーシーズドメイン 5 (少年チャンピオン・コミックス)

この正月休みの間。スピーシーズドメインを読んでいたのですが、あまりに面白すぎて5巻一気読みしてしまいました。

こりゃこの漫とかのちょいとマイナー狙ってるランキングで話題になってんだろうなぁ。と検索してみたけれどヒットしなくて、majicaとわりかし衝撃受けました。

すっごくざっくばらんなオススメの仕方をすると成恵の世界が好きな人は、たぶんすんごいハマる。そして成恵の世界だって星雲賞取れたんなら、スピーシーズドメインも。。。とか思っちゃってます。

ここ数日、面白すぎて何回も繰り返し繰り返し読んでは、あー面白いなぁ。青春だなぁ。と転げており、さらにはこの漫画の魅力を伝えねばとよう分からん使命感みたいは想いも出てきて、ちょい自分の事が嫌気さしてました。まぁフラットになってきたんで、気持ちが。簡単に自分がすんごい魅力だと思った事をゆるりと以下で書いていけたらと。

この漫画の魅力は、主人公やその周りのわき役、そしてモブに近い領域に近いキャラクターまで全員一致活き活きしてる青春群像劇である事。これがすんごい魅力です。

まずこの物語は現実世界が舞台。未来でも過去でもないホントに今、現代が舞台なのだけれど。どうやらファンタジー世界のエルフやらドワーフやら鬼やらの赤ん坊と現実世界の子供が取り替えられるってのが、もうだいぶ前から行われてる。そんでもってその現象がだいぶ前から行われており、既にエルフやらドワーフやら鬼やらが一般社会に溶け込んでいるって設定なんです。

まぁ何故その取り替えが行われてるのかって所の説明は無いんだけれどもぶっちゃけ作中にその説明はあっても無くてもいいかなと。まあとりあえずエルフやらドワーフやら鬼やらが当たり前になってる。

そんでもって、そのエルフやら鬼やらはどうやらその能力も遺伝してたり遺伝して無かったりらしい。本作のヒロインはそんな取り替えの現象が起きたエルフ、風森さんである。彼女は取り替えられた純正のエルフ(上でも書いたけれど、この取り替えの現象は昔から起こっていて、要は人間とエルフの子供とかもいる。風森さんは純粋に取り替えられ、人間の血はないが現代社会で生きてる)であるのだけれど、エルフの特性の魔法が使えない。そのエルフらしさってのは彼女のアイデンティティになっており、魔法が使えないのがコンプレックスになっている。そんでもってせめて生き様だけでもエルフらしくと周りから孤立して一人で生きるもん状態。

まぁそんな魔法が使えない彼女が扉をすり抜けたり等をしてまるで魔法のような事をしてのけるスーパー科学ボーイ大機くんと出会う事で物語が始まる。大機くんなら風を操る魔法みたいな事ができるのでは?とコンタクトをとるけれども大機くんは風を操るなんて魔法だからできませんわと返す。それでもやってよっていう問答を繰り返したら、周りの人を巻き込んで気づいたらクリエイティ部って謎部活を始めることに。

こっからホントに出てくる個性的なキャラが、ホントに全てのキャラが活き活きとしてる。楽しいコメディ、そしてちょっぴり切ない。じれったい恋愛モノ等々、すんごい青春群像劇。もうホントに活き活きとしてる。

楽しいキャラ萌えのコメディはあるし、このスピーシーズドメインもそこが魅力ではあるんだけれども。それだけじゃないキャラクターの魅力。台詞の端々とかから感じられる生きている。活きている登場人物がわいのやいのと楽しく。そしてたまーに切なく。じれったく歯がゆい青春グラフティがホントに面白い。サイコー。サイコー。超サイコー。ホントに作中の登場人物、みんな大好き。全員挙げたらきりないけれど、だって勇ましい髭を生やしてるドワーフの子が、めちゃくちゃ可愛いんよ、めっちゃめちゃ髭生やしてるのに。これホントにすごいって。

物語も進むと少しSF風味も入り、それもまた面白い。

大機くんってのは、主人公なんだけれども。彼、ホントに科学が恋人ってオタクキャラで、それがとあるきっかけで恋愛未満の自分でも分からない気付かないくらいの好きって感情の芽生えとかもサイコー。

ホントに大好きな青春群像モノの漫画です。