ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

16年下期 面白かった新作ライトノベル 10選

まとめます。

通年でのまとめとかぶるモノにつきましては割愛させていただく方針で。折角だし通年のを抜いて10本選出しようかと。良い作品はまだまだある。

①エルフでビキニでマシンガン

エルフでビキニでマシンガン! (MF文庫J)

エルフでビキニでマシンガン! (MF文庫J)

恐らくマッドマックス。たぶんマッドマックス。自信がないのがマッドマックスを観たこと無く、ネットの情報をさらっていくと恐らくマッドマックスかと。少なくともエルフでビキニでマシンガン。タイトルの情報だけで事足りる痛快娯楽アクション。であるのだが舞台設定とかキャラクターとかの深堀あってこその本編のハチャメチャノリが面白い。

②ぼくたちが本当にシタかったこと

ぼくたちが本当にシタかったこと (ガガガ文庫)

ぼくたちが本当にシタかったこと (ガガガ文庫)

AV専門学校での青春グラフティ。AVを学ぶ学校という設定で話の内容も艶めかしい雰囲気が漂うがそれを青春モノに落とし込むのがお見事。ぶっちゃけ都立水商を思い出したのは自分だけではない。

③黒豚姫の神隠し

コレを読めばモンゴル800を久々に聴いてみっかってなる。私はなった。取り戻そうインディーズブーム。本編の内容は沖縄のとある島で閉塞感に悶々としている中学生の主人公。東京に行きたい島から出たい。と日々悶々としている時に東京から来た女の子に映画の主役になって欲しいと依頼をしようとするが........。沖縄の青春&ファンタジー。裏返る物語と家族のキズナにぐっときた。

④その10文字を僕は忘れない

その10文字を、僕は忘れない (ダッシュエックス文庫)

その10文字を、僕は忘れない (ダッシュエックス文庫)

1日10文字しか話すことができない少女との恋愛モノ。10文字しか話すことができないという障害に対してのドロッドロとした負の感情やら嫉妬やらネガティブな一面も見せるが、それを乗り越えたラストの疾走感とても好き。10文字しか喋れないからこその仕草やら何やらの感情の揺らめき。そして10文字をシャベル時のパンチ力。パンチじゃないな。とりあえずドカッときます。

⑤インスタントヴィジョン

インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 (角川スニーカー文庫)

インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 (角川スニーカー文庫)

この作品の魅力は悪役かつライバルポジションのキャラクターがまず浮かぶなぁ。美学ある悪役キャラと対となる主人公の魅力もより引き立つ。陰と陽とかすかした事はいかないが。もうぶっちゃけこういった主人公とライバルの関係は多々あるけれど、自分は武装錬金パピヨンがしっくりくる。

⑥友人キャラは大変ですか?

友人キャラは大変ですか? (ガガガ文庫)

友人キャラは大変ですか? (ガガガ文庫)

異能バトルモノの主人公の日常パートの友人役になりたいヤツが主人公。伝えづらい。最初はメタ的というか現代異能バトルのあるある交えコメディしていく。後半から登場人物の関係図が変わり始め楽しいラブコメになっていく。いやソレはありがちだろとかお約束を逆手にとって進んでいくストーリー。面白かった。

⑦だからお兄ちゃんと呼ぶなって

四百二十連敗ガールの作者の新作。持ち味の切れの良い会話劇は磨きを増し、それに加え妹は本当に妹なのか?主人公が記憶喪失になった原因の事故の謎は?とどことなくサスペンス風味も楽しめる良作。見ている世界をイマイチ信じられない。

⑧やがて恋するヴィヴィレイン

飛空士シリーズがあまりにシリーズ刊行が進み、この作品が犬村小六さん作品を初めて触れるのだけど、とても楽しいロボットファンタジー軍旗モノ。加え主人公と死に別れしたはずの妹との再会や友人の正体等々、あー面白いなぁと思えるところが多々。悲劇的な未来が示唆されてるけれどもそれをどう仕上げてドラマチックなモノにしていくのか楽しみ。

アキハバラデンパトウ

アキハバラ∧デンパトウ (GA文庫)

アキハバラ∧デンパトウ (GA文庫)

この作品を読んでマジで小説ってこんな事できるのか?こんな事もやっちゃっていいのか?って感動したのですけど、けっこうネットの評判がさんざんでしょんぼりしてしまった。ストーリー自体はぶっちゃけ変人奇人が集う日常コメディでこれといってしっくりくるモノ無かったけれど、ラストのヒロインの妖艶な雰囲気は今までのポップさを読ませられると印象が強くなる。

⑩ステージオブザグラウンド

野球モノ。愛知県常滑市を舞台に野球から離れ、周りの環境に閉塞感を感じつつ、ただ何事もする事無く時間を潰してた主人公。そんな主人公が幼い頃、バッテリーを組んでいたピッチャーが主人公と同じ高校に同じ街に帰ってきて再びグローブをはめる。高校野球モノの王道的な展開は全部踏襲しつつ丁寧な展開。に加え熱さも幼なじみとの恋愛モノもこしらえてるので青春モノとしてかなりの良作。

以上、10作品です。

やはり読むジャンルが狭まってきているなと感じるのが正直なところで17年はも少し広げていけたらと考えます。

torune-netoru.hatenablog.com