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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

月とライカと吸血姫 イリナの空、ロケットの冬

月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)

月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)

宇宙飛行士の候補生が吸血鬼の少女をロケットで空までぶっぱなすまでの物語。物語の設定や舞台背景はしっかり整えてもあるけれども青年と吸血鬼の少女が宇宙に行くまでの交流や絆を描くという軸がぶれることもなくスッキリとした読み味で、かつストーリーの進行がシンプルトというかハッキリクッキリ分かりやすいからエンディングでの再会が、より感動できたと考える。

吸血鬼が実は誤解されがちって設定ももはや吸血鬼あるあるが実はなしなしよってのも既に多くの他作品でやってるしそれすらもありがちになってる。要は人間に限りなく近いけれど、違う。別の生き物として。

そういった違う存在だけども彼女は同じ人間なんなのよってこれまた恋愛モノやファンタジーとかで、よくあるモノだからこそ、吸血鬼が宇宙飛行士になるってよっていう物語も何のストレスも無く楽しめた。寧ろ宇宙飛行士って設定と青年と少女の絆の物語を楽しめた。

分かりやすい物語。スッキリとした読み味。約束された感動。これらがこの作品の魅力ではないかと考えます。面白かったです。