ソルティライムシャーベット

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バリーライガ 運のいい日 グッドラックバッドデイズ

運のいい日 (創元推理文庫)

運のいい日 (創元推理文庫)

面白すぎるって!!面白すぎるって!!ホントに面白すぎるって!!

すごく良かった。さよなら、シリアルキラー三部作にハマった人は必読。そうでない人にも必読であって欲しいという僅かな微かな願い。ホントに面白すぎるって。

まずはジャズ、ハウイー、コニーの視点から物語を綴る短編。どれも面白すぎるってだったけど、特にコニー視点のものは大変素晴らしい。シリアルキラーの息子と知らずにジャズと出会い恋仲に。そうして事実を知り、その旨をジャズに伝えた時のコニーの行動、言動。そして想い。めちゃくちゃ素晴らしい。そっから演劇部の体験でジャズが演じるトリッキーなミステリアスな雰囲気。ガンガン来るよね。そしてドツボにはまっていく。いや恋にフォールアウトするコニー。いんやぁとても楽しいよねぇ。すんごいクル。

んでその後は、ビリー逮捕までの軌跡を。そして奇跡をGウィリアムズの視点で進める。あのヒリヒリとした焦燥。乾いた悲しみ。そしてビリーの底の知れなさ。んでもって針を通したのか砂漠でルビーを見つけるくらいなのかそりゃ分からん。そんな奇跡を掴み取った。ギリギリまで追い込まれたGウィリアムズの物語。この。この乾いた雰囲気がこの雰囲気がホントにこのさよなら、シリアルキラーシリーズのホントに好きなところ。本編のジャズの異様な青春の。そしてその葛藤は無かったけれども雰囲気は当たり前だけど変わらない。その変わらないところがこの作品の大きな魅力。グッドライクなバッドデイズの物語サイコー

いんやぁ大変面白すぎるって!!