読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

ありがとうげんしけん二代目 終わらない青春の奇跡の輝石

☆☆☆☆☆ 漫画

げんしけんが完結してしまった。いやぶっちゃけアフタヌーンで読んでたから衝撃は薄らいでるのかもしれないがやはりこの漫画が完結するとそうまさに心にポッカリとミスタードリラーミスタードーナツだって穴あいてる。いや喪失感よコレ。

思えば気づけばげんしけんとも長い付き合いだった。初代の時のオタクあるあるとか楽しんでたり。オタクの日常感。そして初代の最後では班目のやりきれない報われない横恋慕。

二代目を読み始めた時は大分後。多分アニメ化決定するあたりか?何気無く好きだった漫画の続編を軽い気持ちで読み始めた。そしたらオタクの時代背景も時の移ろいとともに変わり。フジョシ。BL。男の娘ときたもんだ。確かアフタではコミケでハト君がやきもきしてる辺り。もうこのハト君ってキャラクターに魅了されたわ。男なのに女より可愛い。けれど心は男。なのに好きな人は班目。コミックもどんどん追いかけた。アンジェラの猛攻。スーのよくわからん感情。スーは正直、班目なのか?ハトなのか?どっちに転ぶのか分からない。キャラが、読みにくいというキャラだけれど。ホントにどーいくのか分からんかった。何より14巻。やはりこの人、春日部さん。咲さん。班目の恋が散る。それを受け止める咲さん。そして周りの関係も変わり始める。ササイモさんも好き。班目の失恋から駆け抜けるようにハーレムの道を突き進む。ハト君の自分の恋をBLと向き合う事。ササイモさんのツンデレキャバクラ。スーの赤面。まさに大学卒業し、かつ無職の男、そしてハーレムの半分は大学生でもないのにサークラ寸前での決着は日光 東照宮。そこで決着つき方は、さすがの班目さん。ここでもヘタレ具合全開フルアクセル。かと思ったらやはり最後の最後はこの人。連載ベースだと数年間待たされてこの人春日部さん。信じてました。大きな爆弾放つけどやっぱりこの人、春日部さん。ホントに大好き。

そして最後は朽木の卒業で幕を閉じる。いやーホントに面白かった。ホントに班目ハーレムの決着は面白かった。初代からのファンからはぐだぐだだの結構散々な意見も出てたけれど、私はラブコメ漫画としてげんしけんは傑作だと思う。というのもデフォルメ効いてるけれど何処と無く生々しい絵柄。それはストーリーにも繋がっていってコメディやオタクの日常。そしてハーレムという非日常。なのにどこかリアルというか生々しさがある。さすが木尾士目。この作者は、過去作の四年生そして五年生でも決してリアリティーがあるってわけではないけど、とても生々しい。というかこっぱずかしい恋愛モノをやる人だ。人のこの生々しい、恥ずかしいって感情を奮い起こす名手よ、ホント。

そして何よりもげんしけんがここまで傑作と思ったのはやはりスポフラの存在が大きいと思う。

Spotted Flower 2

Spotted Flower 2

Spotted Flower 1

Spotted Flower 1

このスポフラで「ある未来」を平行で読ませられ、げんしけん本編のハーレムの動向とかももしかしてこれはある未来じゃなくスポフラが正史?今歴史はそちら向かっているのか?と毎回楽しみで仕方なかった。ちなみに私はスポフラ正史と考えて。二代目完結の後、色々あったとさだと補完してる。まぁそれを漫画でやっちゃうとスポフラの楽しさもなくなるしやらないだろうけれど。つかスポフラは子供産まれてからも続くってのがすんごく意外だった。まぁある未来で彼は別の幸せを噛み締めて欲しいもんだ。

もっと。もっともっと。この漫画には思い入れがあるのだけれども今はこの悲しい喪失感を消し去るためありがとうげんしけん二代目で締めたいと思う。三代目あったらあったでwelcome。良いんですよ、こんなに長くなったって。ありがとうございました!!!