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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 12 音も立てず静かに確実に崩壊への歪み

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 12 ドラマCD付き限定特装版 (GA文庫)

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 12 ドラマCD付き限定特装版 (GA文庫)

シリーズ屈指にすごく面白い巻だった。本当に最近、つまらなくてつまらなくてもう限界が近かったのをひっくり返してきて、この作者はレネシクルの時も盛り上げる時はとことん盛り上げる。山場は明確に山場。けれども今後が静かに。そして確実に崩壊、少なくとも変化するヒズミを出してきた。サイコーです。けど、前巻までがサイテーです。いくら今回を盛り上げるための準備を淡々と進めてたにしても。特に前巻は最低限の面白さも無かった。山場で面白くしてくのも良いけど、次を購入するのも躊躇われるぐらいつまらなかったらダメでしょ。みたいなサイコーに面白かったのにめちゃくちゃグチャッとしてる。ホントにサイコーに面白かったのに。

今回、特に面白かった展開は3点

ひとつめは、ヒメの変化。周りに期待される事が初めてで誰かのために頑張りたい。そういって変わりたい。それを応援したい。みたいな感じ。けど大切なモノは大切にしたい。とかそーゆーのやってるかと思いきや。ラストの静かにけれども確実な変化。いやそういった意思表示は以前から出していたけど、あのラストの言葉はこの作品のタイトルでもありかつテーマでもある修羅場っちゅーのが今後どうなるかっていうもう導火線よニトログリセリンよ。

ふたつめは、エイタのハーレムの決意。ハーレムなんてリアルにやっちゃ周りそう思うわ思われるわ歪んでしまったわからのそれを突き進む決意。今回のヒメ関連でそういったヘイトからエイタの取った行動は歪んでる。変だ。おかしい。嫌いだ。だけれども苦しんでも行っちゃうよからの愛ちゃんの寄り添い。すんごく良い。これサイコーね。

みっつめは、今までためにためて今回制御不能な。感情がアンコントロールになったカオル、カオリはこらもうエヴァ初号機よ。暴走していっちゃってよ。ミステリーだホラーだで片付けるには勿体無いくらいの不穏さ不気味さと可愛らしさ。こらヤンデレってカテゴリじゃ収まりきらないよ。カレあるいはカノジョ?ともかくカオルリがどう乙女の会四人とエイタの関係にどデカイ風穴ブチ開けるのか。すんごい不穏。だからこそすんごい楽しみ。

シリーズ屈指です。ホントにシリーズ屈指の面白さがやってきた。遅えよ!!