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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

冲方丁 十二人の死にたい子どもたち あいどんわなだい

十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち

さすがにミステリー読んでるときには、どこまたでネタバレしていいのやらと思うんだけれども。

個人的には、自殺をするのって案外簡単でサクッとできるもんだと思う。10代って年齢で小さい大きいともかく軽い感じで死にたいって思う。その時にサクッと簡単に死にたいに突き動かされたら死んじゃうだろうし、そのまた逆に踏み止まる事もできると思う。作中の十二人の子どもたちの死にたい理由やその背景、そして性格もバラバラ。だけど死にたいってところは一緒。十二人の可愛い妹達はシスプリ。兄君、あにい、お兄ちゃん、お兄様、兄ちゃま、それ以外のバリエーションは忘れた。会いたいの愛愛愛会いたいのに。あれは、すんげえ作品だったな。まぁ置いといて。まぁ要は死にたいのも簡単なキッカケで死ねる。だからその逆もサクッと簡単に踏み止まれるんよっていうメッセージというか読み終わりで感じました。そのための対話。そのためにバラバラの背景。自分が考え死にたいと思ってたのも案外人に話したりとか、色んな人の視点を入れたりとかしてみたら変わるんよって。

作中の内容もこの十二人だからこそ衝突やら色んな考えの錯綜やらが面白かった。良い感じで十二人を配置して物語を集約させてくのは、やっぱりさすがの冲方丁だと。燃えつきてもよいコレが最後の真実まで辿り着いた時は、この十二人ならこう終えるんだなぁとスッキリとしたものがある。ラブデスティニー。