ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

ぼくたちが本当シタかったこと ストロボの時が連れ去る前に君と

ぼくたちが本当にシタかったこと (ガガガ文庫)

ぼくたちが本当にシタかったこと (ガガガ文庫)

都立水商なの?都立水商なのかって聞いてるの?って気持ちを鮮やかに連れ去る。

瑞々しいと感じさせる官能と青春。とても良いわんです。AV専門学校っていうパンチドランカーにさせるくらいに強い設定を道が分岐し選択し迷っている20代間近の少年少女、青春爆走するにはちと遅い。けれどもまだまだ若い。つーか大学生の青春恋愛。そして官能。うーん良い。とても良い。真っ当な青春モノだ。

というのも主人公が今を先をどうすればいいのかって見つけあぐねているそれをAVというちょいと風変わりなところで探してく。この主人公だからじゃねーの?この主人公だから瑞々しいんじゃないのかい。こんな主人公と周りを囲むヒロイン、AVというエロに近い世界だからこそこんなに瑞々しいんじゃ?青春を感じるんじゃ?少しこの日常の雰囲気、保坂和志のプレーンソングを読んだ居心地いい雰囲気も感じたよ。

AVだからエロだからって敬遠する人もいるだろうけど、この青春モノの心地良さは確かにあるよ、コレ。