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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

彼方なる君の笑顔は鏡の向こう 私の心の中にいつ如何なる時も貴方がいる

☆☆☆☆ 講談社ラノベ文庫

彼方なる君の笑顔は鏡の向こう (講談社ラノベ文庫)

彼方なる君の笑顔は鏡の向こう (講談社ラノベ文庫)


たぶんデビュー二年程度の若手作家でもあらすじとかをあまりチェックせず作家買いをさせてくれる作家の一人、持崎湯葉さんの新作。面白かったです。

序盤は二線級ラブストーリーの時とガワだけを変えたと感じる程に酷似したコメディシーンとかカラーイラストのみでイラスト全然無いじゃんねっていうのであまり物語を楽しめなかった。というか入り込めなかった。

けれどもヒロインの主人公への想いと郷愁と食欲の3つの想いが割れて出てきた鏡のの妖怪?の三姉妹との関係が物語進み変わり始め、面白くなってきた。というのもたぶん大抵その特徴的な3つの性格のキャラ付けで進めるのだけれどもあくまで別の人間という事が分かる心の移り変わり。それがあるからこと主人公が今後どうすりゃいいのよ?って戸惑い。それをコメディで軽快に進めていくの。上手いなぁと。コメディの裏側にはシリアスがあるんだけれどもあくまでコメディに舵きってるのは二線級と同じもんを感じた。

しかしちぇんじ123の頃から思ってるんだけれども大抵第四の人格って出てくるのよね。

結末の展開もこれが正しいかは分からずだけれどもまぁベターでビターな締め方で良かった。あっそっち行くのねみたいな。まぁちょい登場キャラ多めなのに会話で物語を進行してて、後半はちょいダレ気味だったなぁ。しかし作者の年代と出身が分かりそうなパロネタがちらほらあったなぁ。本当に今後が気になるライトノベル作家の一人になってる。