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ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

イリヤの空、UFOの夏 3 痛カッター

作者の上手さは感じるのだけれど、それが自分が感じる面白さに全く結びつかなかったってのが正直な感想です。

特に後半の主人公がカッターで自分の首をえぐるシーンがあるのだけれども。そこ。すごく痛さが伝わる。あまりに色んな意味で痛々しい。そこで読むのを背けたくなる。無力な自分の渾身の決意の痛さ。カッターで自身を刻みえぐる痛さ。

2巻3巻ともに印象に残るワンシーンがあるんだけど、正直たるさを感じずにはいられない。秋山さんの作品は、イリヤのの他に数冊読んだけれどもどうも自分とは合わないなぁとつくづく思う。面白いと感じるものもあるんだけど、文章に冗長さを感じてどうも読む進みが遅くなり。そして丁寧な描写が逆に働い手、物語に入りにくい。ドラえもんのあの絵本に入る靴みてーのが欲しいところ。