ソルティライムシャーベット

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ネクラ勇者は仲間が欲しい 読みました

ネクラ勇者は仲間が欲しい (ファンタジア文庫)

ネクラ勇者は仲間が欲しい (ファンタジア文庫)

とても面白いです。

まず今月のファタジア文庫のチラシのコラムを読むべき。あーいったコラムの類いを読んで買ってみようかなって気分になるのは自分の中じゃ珍しい。卑屈になりすぎない自虐な内容で面白い。

心空管レトロアクタの作者の新作。前作でも新人離れしてると感じる構成力と設定の作り込みかつその設定の出し方でこの作者は上手い人だなぁと思っちゃいたけど、レトロアクタの時よりもそれが上がってると感じる。

というのも基本RPG風なファンタジー世界をゲーム的な要素を自然に設定を入れている事とくどくなりすぎず浮きすぎずなパロネタ。といったライトノベル的面白い事を入れてるのがうまい。面白い。

また主人公とそのライバルポジションの設定の開示するタイミングも絶妙だなぁ。特に主人公が実は最強キャラってのをわりかし早目に出したのは読んでてストレスなくて良かった。まぁweb連鎖だからってのもあるかなとは、思うけど。バレバレな伏線をラストで出されて辟易するって事がなく、ちゃんと丁度いいところで開示してたのが好感持てる。あとライトノベルで中性的なキャラってもうそれネタばらしてるようなもんじゃん。

登場人物も主人公を始め基本好感を持てるキャラだし会話劇のテンポもよくとても読みやすかった。後、ラストの光の剣帝さんのギャップも好き。ストーリーや登場人物は、もちろんだけどこの作者の良いところは分かりやすい構成と読みやすさだと自分は思う。面白い。