ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

井上真偽 その可能性はすでに考えた 読みました

その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)

とても面白い。いやとても面白い。もっかい繰り返す。とても面白い。

以前起きた新興宗教での集団で死ぬ際、唯一生き残った少女。その時に不可解な状況が奇跡か否か。奇跡であると証明する探偵。そっから突飛な推理で対抗していく。

最初は、とんでも推理vs屁理屈のぶつかり合い。度重ねに奇跡を証明することで生まれた矛盾。それすらも突破する。言葉と言葉のぶつかり合い。そっからの一つの真実にたどり着く。この流れが気持ちいい。すごく気持ちいい。ラストもさわやかさを感じる(静岡 ハンバーグ)。いやぁ、本当に気持ちいいです。古今亭志ん朝師匠の気持ち良さだよ。リズムにのれのれのっちまえっての!

うーん、この推理合戦の流れが実に気持ちよくとても面白いんだけど。やっぱり何故奇跡を求め続ける探偵。そしてその探偵に億単位の金をかして、ナンダカンダで世話焼きをするフーリン(藤井隆)。そして推理合戦の相手及び黒幕などなどのキャラクターの魅力がこの物語をさらにそれまたさらに気持ちよくしてる。

とても面白いですわ。また繰り返し。