ソルティライムシャーベット

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新約とある魔術の禁書目録 14 読みました

面白かったです。ストーリーをなぞるだけなら。

上里さん。裏の主人公とかアンチヒーローとかじゃなく、実は上条さんがあーだこーだやってるとは別に物語では描かれてないけど、もう1人の主人公として物語を辿ってきて、やっとこさ合流した主人公だと思ってた。

途中までは。

上条さんと語り出した途端、印象ガラリと変えてきた。上条さんとの対話は、メタが効いてるなぁと思った、すごく。この作品の今までを否定するようなもんぶち込んできたなと。後、上条さんと話せば話すほどメッキが剥がれるというか小悪党じみたキャラクターに落とされた感覚が。結局は上条さんが主人公なのよ。みたいな。

後、上条さんとの対話の時に、えらく上里さん自分の仲間についてぶっちゃけてるけど、何も仲間からのリアクションないのおかしくない?ここがストーリーをなぞるだけでは、面白かったと感じた大きな部分。登場人物の多さもあるのか、余計な事を語らずにストーリーを進めて、いやそこで何もなく次の展開にいくのおかしいだろ?って思うんだが。キャラが生きてないというかキャラの感情も所詮ストーリーをなぞるだけのおざなり感がすごい。そこを描かないところが逆に上里さんと仲間たちが作られた感を出してるの?ただ疑問に思うだけです。

どうにも都合がいいというわけではないけど、マジでしっくりこない。

アレイスターの掘り下げやら上条さんの右手の謎もチラリと描かれたり、木原さん家関連とか面白いとこあったけど、何かなぁ。

先ず上条さんと対をなす人間が禁書目録のイメージというか物語をどこまでぶっ壊していくのかってところには期待します。