ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

下読み男子と投稿女子 野村美月先生の安定した面白さの中のもやっと感

とても面白かったです。

ヒロインのライトノベル作品を下読みした事がキッカケで、ヒロインに新作のアドバイスをしていく主人公。そんでもって恋愛あったり青春あったり。

ヒロインの氷雪が可愛い。学校では周りから浮いていたが、主人公とライトノベルを一緒に作っていく過程でうちとけ変わっていく様子が可愛い。自分の作品に自信が持てなかったが、自分の作品を肯定してくれる主人公と出会い変わっていく。

主人公の青も何でも面白いと思える性格なのだけど、それは特別が無いの裏返しなのでは無いか?と自分に自信を持てない。

そんな二人だからお互い成長していく。青春だ。青春のかほりがする。

脇を固める叔父やらその彼女やら祖母も良いんだよなぁ。

ヒロイン氷雪の祖母がめっちゃ厳しい人で、確執みたいなもん起きるけど、いやいつもの野村美月先生なら、こっから良い感じに感動させてくれると確信に近い想いを持ってたんだけど、予想通り良い感じにまとめてきた。
この良い感じに話しをまとめてきたいつもの野村美月先生って部分が、正直マイナスにならないマイナス要因と感じた。マイナスにならないマイナス要因ってかなりもやっとしているんだけど、いつもの野村美月先生ってところが安定感って言葉使えるんだろうけど、裏を返せば読み味が野村美月他作品と同じ読み味を正直感じて、おっきたな!って想いの中に数%またか……って想いも入っちゃってるのよ。けどそこを読むのが野村美月先生の作品でも自分の好きなところでもあるから、すごくもやっとしちゃうんですよ。すごく良いんだけど。凄く良くて文句というか自分の中ではマイナスところだなぁと思えないからめっちゃもやっとするんすよ。

最後締め方も凄く良い爽やかな読後感。とても面白い恋愛小説だ、

また来月も新作出るのか。