ソルティライムシャーベット

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森絵都 カラフル を読んで泣いても泣いても止まらない程ではありませんが、泣きました。

 

カラフル (文春文庫)

カラフル (文春文庫)

 

 正直、今まで避けてきました。感動すると思って。この感動するを避けるというのは、ぶっちゃけ俺はお涙ちょうだいでは感動しないぜっていう擦れた中学生みたいな気持ちが大本にあるのだけれど、今回の帯に「10代が読みたい本1位」という記載をみて、カラフルってだいぶ前から文庫としてあるよな?10年くらい経っているんじゃねーの?それでも10代の人間が読みたいって支持されてるって事は、よもや自分はとんでもない名作をくだらない苦手意識で避けているのではないか?という想いから買いました。後、最近上記のお涙ちょうだいでは感動しないぜで当時、くそ流行ってたセカチューの映画を再見して、涙腺決壊する程、涙して今だったら、もっと素直に感動できるのではないか?という想いも今回買った要因の一つ。

後、確かかなり昔に誰かにこの本をおススメされた時に、感動する事、そしてラストは意外な展開だったというのもこの作品を避けている原因だった。それも一人二人ではない。三人四人では、あったかもしれない。ラストは意外な展開ていうのも自分がそのおススメのされ方をして、過剰に避けていた伊坂幸太郎作品を思い出した。結局は、その意外な展開!驚愕って言葉に安っぽさを感じてしまい、過剰に反応してたんだと伊坂幸太郎作品を読んで気づいた。面白かった。要は、感動する!意外な展開!だよな!だよね!っていう人を安っぽい人と感じる自分のなんちゅーかカッコ悪いものがでちゃったんじゃねーのか?たぶん半分くらいは、当てはまると思うんだけど、もう半分は、違うんじゃなーかなぁと思うし、そんな事をぐだぐだ考えてたら、テンションが上がっているのか下がっているのかはっきり言えなくなっちゃう気がするから、んなぁ事は、どうでもいいと言い切っちゃう。バファリン

 

んでこの本を読んでみて感動しました。というか泣きました。たぶんかーちゃんの手紙あたりで泣いたと思う。モノクロだったと思ったら、見方を変えたらこんなにもカラフルになる事に感動した!!と恐らく既に誰かが言っているであろう感想です。たぶん誰かに言われたらげんなりするであろう感想だけど、もうそれでしょと思っている。そこに感動したんだし。後、ラストの展開は、もう完璧みえみえだったんだけど、こんなん意外でもなんでもないじゃんっていう気持ちは、かーちゃんの手紙あたりから泣いてる自分がいたんで、そんな気持ちはこの作品の読んだ感情の占める割合としては、かなり低いです。恐らく感動してなかったら揚げ足取ったかのように文句をたれるであろう。自分は、間違いなくやる。

 

この作品を今まで避けてきた事に後悔はないけど、とりあえず読めて良かったと思う。あの帯をみて数秒考えなかったら、たぶん読まなかった。ナイス帯。

 

話変わるけど、帯ってマジ大事だと思う。越谷オサム陽だまりの彼女がブームになって少しして、今彼氏(あるいは男?)に読んで欲しい本№1!!みたいな帯になった時、すごく良かった、この帯になる前に読めてと心の底から思った記憶がある。そんな帯でレジまでいけねーよ。

 

 

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)