ソルティライムシャーベット

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青山七恵 わたしの彼氏 超スーパーハイパー面白いです。

わたしの彼氏 (講談社文庫)

わたしの彼氏 (講談社文庫)

とても面白かったです。途中からのめり込んで読むことを中断できなかった。まさに超スーパーハイパー面白いと思えました。

美人な姉三人がいて、末っ子の弟 鮎太郎が主人公の恋愛小説。鮎太郎はイケメンで色んな女の子に惚れられるけど、刺されたり貢がされたり悲惨な恋愛が続く。つづくんだけど、鮎太郎の語り口やらコミカル?な文体から悲惨さが和らぐのよ!

さらに鮎太郎を追っかけてる同級生の女の子 テンテンがストーカーって言ってもいいくらいな感じで鮎太郎を見守るけど空回り。ストーカーに近いけど一途。一途だからストーカー?けどストーカーってこ 言葉を使いたくねーな。

また鮎太郎の三人の姉もキャラクター、性格が違う。違うんだけど鮎太郎を愛してるのがいい。愛し方が違ってるのもいい。

解説からの言葉を借りるけど、といっても解説自体は読んでなくて、本の帯に解説の一部が載ってたので、そこから借りるけど、どう文が繋がるのかが面白い。その面白さが繋がれてとても面白いコミカルな展開が生まれていると思う。いや鮎太郎自身は、上記の通り中々悲惨なめにあってるんだけど、それよりもどうなるの?って面白さの方が面白い。三人の個性的な姉、一途なテンテン、鮎太郎自身のキャラクターの勝ち。

自分の少ない読書経験の中で、他作品と比較するのもアレな感じだけど、鮎太郎は、吉田修一作品に出てくる人垂らしな主人公に似てるなと感じた。そこが好き。超好き。

面白かったぁ。