ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

長嶋有の安全な妄想が最高でした。

安全な妄想 (河出文庫)

安全な妄想 (河出文庫)

最高でした。本当に最高でした。

ユーモラスでリズムが良い文。読んでると心地よく楽しくなってくる。

内容も本当に日常な些細な事に長嶋有のキャラクターが加わるとこんなに面白いんだと思った。

笑わせていただきました。

バンソウレイチャやジャパネットたかた等のエピソードは、とても面白かった。そんな中でも自分が一番グッときたのが ごはんですよ

これは、どこの家庭でもたぶんある光景で共感してなお、長嶋有の可愛らしいキャラクターで面白さに変わる。最高です。最高なんですよ。

後半は、311の震災あたりのエピソードで笑いに振り切る事はしてなく、考えさせられるような内容もあった。けど滲み出る長嶋有のキャラクター。

自分は、あまりエッセイを読んだ事が無い。直近で読んだものといったらロックバンド元スーパーカーの石渡さんのエッセイ、ショートショート集。これも面白い。
石渡さんのほうのエッセイでは、クリエイターな自分の行動を面白おかしく描いてるのがあって、やっぱり成功したクリエイターは、特別なんだなぁとも思ったりした。

けど長嶋有のこのエッセイは、それとは異なり作家としての長嶋有ブルボン小林なエピソードもあったけど、どちらかというとそういった肩書きではなく、等身大の長嶋有を感じた。

繰り返すが、この本は本当に最高なんですよ。ただひたすら最高なんですよ。笑いをくれてありがとうございました。


うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)