ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

長沢樹と野崎まどが、激アツ

リップステイン

リップステイン

2 (メディアワークス文庫)

2 (メディアワークス文庫)

ライトノベルレーベル以外の小説を自分は普通の小説って言い方でカテゴライズしてる。どう表現したら分からんから、そのような言い方になってるんだけど。そんで好きな作家と聞かれて言うのが、山崎ナオコーラ吉田修一村上春樹冲方丁あたりを出してたんだけど、ここ最近どハマりした作家が二名いる。それが長沢樹野崎まど。ここ数年ライトノベルレーベルあるいは、その近隣界隈の作品ばかり読んでたんだけど、この二人の作家は、どハマりしました。野崎まどは、メディアワークス文庫からのものが主な作品だから、ライトノベルじゃんとか言われたら、しゃーないんだけど、まぁとりあえず書きたかった事として、この二名が面白いという事なんで。いやー本当に面白いわぁ、この二人の作品。

長沢樹につきまして
長沢樹作品の初めては、文庫版の消失グラデーション。

消失グラデーション

消失グラデーション

完璧に表紙買いと良く分からんけど、帯で大賞受賞作と銘打ってたんで、あんま内容確認しないで買った。凄く青春とミステリーとキャラの良さ、良い表現思いつかないんでライトノベル的とか漫画的とかキャラ立ちしてる登場人物が凄く好みでした。バスケットボールを使ったトリックとか、馬鹿じゃねえの?みたいな感じで叩いてるのを読者メーターで何人か見たんだけど、自分としては、マジか?そこか?と思った。この作品の良さは、キャラクターとラストのどんでん返しが魅力だと思ってたから、
そこ突っ込むのは、野暮ってもんじゃと思った。登場人物が必要以上に多く出てるなぁと思ったけど、そこらへん青春ものの群像劇みたいな感じで、自分は好みでした。
長沢樹作品は、先月出たリップステインを読んだ。これも自分の中では、ツボでした。警察ものと悪霊退治と大学キャンパス青春ものが良い塩梅にブレンドされて、とても素晴らしいエンタメでした。ミステリー要素は、消失グラデーションと似たような仕掛けだけど、丁寧なミスリードで最後まで夢中になって読ませて頂いた。最高にハマりました。

野崎まどは、know、パーフェクトフレンド、アムリタ、死なないなんちゃら、2の順番で読んだ。

know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)

もう世間では、面白いと評判になってから読み始めた。KNOWの時点では、どちらかというと苦手な作風だなぁと思った。面白いんだけど、そこまでかぁというのが自分の中の正直な想いでした。そっからしばらくして古本屋でパーフェクトフレンドが100円だったんで買ったんだけど、そらもうどハマりしました。ギャグとどんでん返しにガッツリハマりました。その次にパーフェクトフレンドが、シリーズものでアムリタの続編であり、メディアワークス文庫の他作品が2に集約されてると知り、アムリタを購入した。アムリタ自体は、ネットの評判でどんでん返しとヒロインのキャラクターが良いと既に耳にしていたので、正直面白かったんだけど、こんなもんかなぁみたいな謎のツンデレみたいな感覚に陥り、ガッツリとまでは、いかなかった。続く死なないなんちゃらは、完璧に2を読むため。いや、普通にハマったんだけど。2読む前に既存の作品を全て読んだ方が、より楽しめるっていうから。そんで2を読んだ。そらもう、ハマったどハマりした。600ページある大ボリュームをイッキ読み。久しぶりにページ捲るのが止まらないくらいにのめり込んだ。作中で、主人公である最原さんが、劇団員を圧倒する演技があるんだが、読んでる自分が、そんな感じになった。というかあのシーンは、本当に良かったわぁ。凄い圧倒的な感じの表現が伝わってきた。グワァて感じの。2は、本当に最後どういうオチが着くのか、気になってた。最後のシーンは、あぁこの物語のオチはそこなんだぁと感動した。


引き続きこの2名の作家の作品を追いかけて参ります。最高に好きです。