ソルティライムシャーベット

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樹木葬 ―死者の代弁者―

 

樹木葬 -死者の代弁者- (ガガガ文庫)

樹木葬 -死者の代弁者- (ガガガ文庫)

 

 シリーズ最終作でやっと面白いと思えた。

というのも今までの2作が、正直言葉悪いがスカシタ感じがして、好感が持てなかった。というのみ主人公のリョウジが、自分の中じゃ好きになれないキャラクターをしているっていうのが、要因なのかな?と最終巻まで読んで思った。話の内容自体は、普通に過去2作ともまぁまぁ面白かったけど、どうも読了後、あ~面白かったなぁていうのがイマイチ来なかったのもそこからなのでは?とも思う。

 

というのもなんちゅーか人を殺したという普通の境遇では、無かったにしても主人公リョウジの子供ぽっさから来た、世間への諦観みたいなのが、イラッときてた。

 

けど、この巻で過去いろいろな事を経験をして、成長したかどうかは分からんが、少し普通の大人になったリョウジが、問題ある女の子と織りなす事が軸になっている今回は、読んでてスッキリした。終わり方もまぁ悪くは、無いなと思える。