ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

鳥葬 まだ人間じゃない

 

鳥葬 -まだ人間じゃない- (ガガガ文庫)

鳥葬 -まだ人間じゃない- (ガガガ文庫)

 

 結構面白かった。けど、そんなにグッとくる程は、面白くはない。ネットでお勧めのライトノベルとかで、江波光則をよく挙げている人が多く、この作品、つーか正確には、続編の密葬が評判が良いので読んでみる。

ネットでの評判の中でこのシリーズの事を「ライトノベルじゃない、もう純文学の域に達した」みたいなコメントも見て、おいおい強くでたなぁ…そんな評価はあんたの見聞がかなり狭く、偏見のある見方をしてるから言えるんじゃって思ったのが、一番このシリーズを読むきっかけになった。

 

中身は、自分が過去、事故みたいな感じで人を殺してしまう。その事がきっかけで

その過去に一緒にいた仲間が殺される。さぁそこから、主人公がどうするよみたいな話。いや、そんな話ではない気もするけど、ざっくり言うとそんな感じ無きもする。

 

自分は、江波光則作品は、パニッシュメントしか読んでおらず、それと比べるとパニッシュメントの方が面白いなぁと思う。

 

この人の作品て、かなりストーリーがダーティな印象だけど、何故かどことなく、青春ものの爽快さを感じるんだよなぁ。不思議だ。パニッシュメントも新興宗教が物語の中心にあったけど、歪な恋愛をしており、そこに青春な感じを自分は、感じた。

本作も主人公とヒロイン(?)の掛け合いや、ラストのくだりに不思議な爽快さを感じた。

後、ラストの展開は、正直予想外ではあったけど、おぉ!?そんな展開になるの!?ていう感動みたいなものは、無かった。

けっこうネットの考え方の所、特に承認欲求の下りあたりは、共感できるものがあった。

 

ネットでは、これの続編の密葬がベタ褒めされているので、これから間髪いれずに読もうと思う。というかネットでのベタ褒めは、ひょっとしたら自分が見たサイトは

けっこう偏っている所をみてたのかな?とさえ思える。少なくとも、純文学では無いよなぁとは、思う。じゃあ、どういうのが純文学なのか言ってみろよとか言われると困っちゃうけど。

 

なんのかんの言ってるけど。全体を通しては、面白かった。