ソルティライムシャーベット

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ゴールデンタイム 7巻

 

 

ついにこの物語が始まって絶対くるだろうなぁと思ってた展開が来たな。

今までの既刊でコツコツとその展開がくる準備してたもんなぁ。

万里と香子が幸せそうなバカップル描写。過去の失った自分が、自分に変わろうとする恐怖感。幸せなんだけど、その幸せが、本当にずっと続くのだろうか?

そんな想いを万里と供に、読者も来てしまったか…て思わせる展開だった。

 

今回のエッフェル塔のくだりも、バカバカしいなぁと思ってたけど、ありゃ香子の中でも何かしらの焦りのような感情があったんだろうなぁと、今回のラスト迄読んで、読み取れる。

 

千波が、自分の事を醜いものがあると万里にさらけ出し、万里もそんな千波を見て、今自分が逃げている事に気づく。

けど、やなっさんや二次元くんが、自分がいなくてなっても探すという発言で、自分も自分と向きわなきゃと香子とのあのラストのくだり。

 

本当に、この話は、序破急、起承転結がしっかりしてる話だなぁと感じた。つか、そんなん、物語の基本であるけど、ストーリー物のライトノベルでは、そこらへんがへたくそなものもあるから、余計、物語として、しっかりしてんなぁって思っちゃう。

 

前回AFRICAの列伝でせっせと種まき及ギャグが映えていたから、今回の展開もより面白く感じられた。

 

物語の終わりを感じさせる流れになってきたし、次の巻がとても期待。

 

竹宮ゆゆこの作品は、今風の若者のバカっぽくかつテンポの良い会話劇と、心理描写が本当に際立って良いなぁ。

 

秋の夜長は読書とブログ