ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

彩瀬まる 骨を彩る 悲しい色も楽しい色も全て綺麗な色

骨を彩る (幻冬舎文庫)

骨を彩る (幻冬舎文庫)

色々となんか言葉は思いつくのはあるっちゃあるけどなんか好きに収めたい感じ。とても良かった。悲しい事楽しい事。どれも綺麗だな。悲しい物語なんだけれどもこのなんとなくなカラフルな感じがとても物語を綺麗に彩る。好きです。彩瀬まる。

ジャナ研の憂鬱な事件簿 2 君を知らない事は君を知る事に繋がる

ジャナ研の憂鬱な事件簿 2 (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿 2 (ガガガ文庫)

青春小説としてはそこそこの好き。ミステリとしては致命的に駄目と感じてしまう。トータルで憂鬱。

まず毎回しっくりこないのが最初に出てくる仮定が条件に対して、毎回なんでそれ選ぶのかなぁ?思うのかなぁ?と感じてしまう。こーゆー感じのミステリって一見そう見える仮定から違和感を見つけて切り崩すのが面白味じゃないかなぁと思うんですけど、何でその条件でそれを選ぶのかなぁと。勿論自分の推理通りなんて事は言わないのだけれどもあまりにも自分の頭に広がりを感じさせない真実が。あーつまんねえって感じてしまう。結構普通にミステリ小説としてはかなり酷すぎる部類に入ると思うんだが。いやかなり酷い。

けどコレがまた相反するとはまた違うんだけど青春小説としては、なんか好きになれるポテンシャルを秘めてるから複雑なんだよねぇ。少なくともこの巻ではミステリ部分のつまんねえなぁという想いにかなり負けてる。

後、まぁコレは好みの問題ですけど真実のイヤな雰囲気が少し嫌になれるイヤさ。もっとイヤを好きにさせてくれよ。

1/2 デュアル 2個の心臓がくっついてイケナイ2人

コレはかなり面白かった。けどどーゆー舞台設定なのかしらねえ。別に作中語らんでも良いしもしかしたら語ってるのかもしれないけど、生き返る人間の割合とか。まぁ一人でも大問題なんだろうけど。

受賞作という事もありかなり内容の密度は大盤振る舞い感あって読み応えあった。物語は大変良かったです。バディものってもうちょいぶつかり合う感あるのは初代プリキュアを自分の中でイメージしてるからなのか、案外すぐにぶつかり合う事も然程せずに通じ合うのもまぁこの二人なら有りっかな?て感じ。ヒロインが月嫌い言うてる割には夜道に攫われるのねーよとは若干思うけど。

案外、読んでて悪いヤツがいないと言うか一応敵側としてヒロインに因縁のあるマッドサイエンティストなんだけど、パンチが弱いと言うわけじゃ無いけど何か分かっちゃったのよねえ。悪いヤツじゃねえんだ。ただ純粋なんだよ。みてえな。

物語の伏線とかキャラで楽しませる?というより設定とストーリーで楽しませる作品なのかしらと思いました。少し過去編長いです。

1000エントリめだそうです

何かしら1000エントリめだし、2000エントリは多分いかねえから振り返りとかベスト記事を書こうかしらと意識すればするほどダルいし、ブログ更新できなくなってしまいましたのでとりあえず何も内容が無いヤツで1000を迎えます。気が向いたら何かしら書きます。

15×24 読みました

かなり傑作だと思う。自殺をしようとする少年を止めようとしたり煽ったり少年少女達の群像劇。かなり熱い。めちゃくちゃ面白い。

ネガテイブハッピーチェーンソーエッヂ 生きてて良かったて言える静かな夜

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

今。今で良かった。今だから良い。今読めて良かった。青春は終わらない。倦怠感もやるせなさも誰かを好きになる事も誰かを失う悲しみとかも。そんなもんあの頃じゃなくたって今だってあるじゃ無い。青春です。

いやー良かった。失った友人と好きなった彼女。謎のチェーンソー男。良かった。本当に良かった。盗んだバイクで走り出したくなる衝動は忘れやしないぜオザキ。けど霜降り肉を万引きする気持ちは分からんぜタキモト。

意外とこの作品の褒め言葉として、そう振れると思ったらそうはいかないみてえなのを見た記憶があるんすけどそうでも無いような。

生きてて良かったって叫べる、そんな夜を探してる。疾走する涙する。ゴリッゴリのフラワーカンパニー節がヤングなパワーを目覚めさせヤングなフィーバーを爆発させる。若い青い。だからカッケェ。

真冬に盆踊りをやるちょっとしたトンチキさ。生きてて良かったと深夜高速で叫べるようなはち切れんばかりさ。ヤングなパワーだよ。フィーバー。フェイバリット。グッレイト!!!!

好き!!!!!!デストロイ!!!!death!!!

佐藤多佳子 明るい夜に出かけて 超絶傑作なのでみんな読もうよ

明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて

辛い。苦しい。もう駄目だ。なんて思ってても案外生きていくもので心が晴れないでも今います。

本気で辛い時、娯楽は何も受け付けない。娯楽、フィクションの物語って寄り添ってはくれない。けれどもその辛さを少しだけでも和らげてくれる。誤魔化してくれるものだと思ってる。だって辛いものは辛い。また辛いものの道を進んでる時にフィクションは救ってはくれないし隣にいてもいてくれなんだもん。やっぱり誤魔化してくれるだけと。

てな感じで私事ではあるんすけど最近心がへとへとになってたんすけどちょっぴり元気になってきました。一つは岩盤浴とサウナです。これはガチで効いた。何ならもう毎日行きたいくらい。デトックス

もう一つはラジオなんすよね。自分は元々お笑いが好きなんすけど、その一つとして深夜ラジオも好きなんよ。

んでおぎやはぎのメガネびいきとかハライチのターンとかの過去回を聞いてたんすけど、中でもアルコ&ピースのラジオで腹裂けちゃうよってくらい大爆笑した。凄く誤魔化してくれた。

んでアルピーのラジオ入りで本作、佐藤多佳子の明るい夜に出かけてを知った。アルピーのラジオが本作の重要なものの一つになる。

過去のある事が原因で人と接する事から背け逃げた休学中の大学生が主人公。親元を離れ一人暮らしを始めコンビニの夜勤バイトをしている。

その主人公の趣味がラジオを聴くこと。そしてラジオにハガキやメールを送るいわゆるハガキ職人

そんな主人公が自分の働くコンビニで出会った女子高生もアルピーラジオのハガキ職人であってみたいな。その二人とさらにニコニコ?の歌い手のバイトの同僚や主人公の過去を知る友人の四人がメインで物語が進む。

まぁはっきし言って感動したよ。涙が出た。ふあああと声を出し泣いた。弱い主人公が周りと触れ合う事で好きなラジオや人と接することに少し前を向いていく。更に他の登場人物とのそれぞれ淡い闇があってソレも人それぞれ前へと進んでいく。

作中、かなりアルコ&ピースのローカルな話があってもしかしたら少し???になってしまうかもしれない。自分は知っていたから少し嬉しかった。けどそんなの関係ないよ。この作品は間違いなく絶対に少なくとも。私の中では青春小説の傑作で。さらには金字塔って言いたくなるくらい大好きで。心に刺さる。

どんな人でも辛い苦しい事があると思う。心が夜の時があると思う。けどそんな夜を明るくさせてくれるなれるものが人がいる。少しでもそれが人からしたら凄く遅くても前に進んでいくができる。なんて明るい物語なんだろう。

コレは凄く面白い青春小説です。そして私はこの作品の事がとても大好きです。

私も夜から抜け出す事は出来ない。だからランタンみてえな明かりを手に持ってゆっくり。だけど前に進む。みんなも進もうよ。楽しもうぜい。