ソルティライムシャーベット

小説とかライトノベルとか漫画とか邦楽とかの感想とか

東京レイヴンズ 13 読みました

いやだ。。。明らかに次へ繋がる溜めの巻なのにとても面白い。この巻は、キャーッ木暮さんとイヤーッ木暮さんがかなりを占めている。後は春虎ちゃんもう主義主張があやふやだけども夏目のためにはって言う一番のところはぶれないねと鈴鹿ちゃんの背伸び可愛いね。いやーヤバイっすわー。

自殺するには向かない季節 生きていたくない日々は、クレイジーフォーユーの季節

自殺するには向かない季節 (講談社ラノベ文庫)

自殺するには向かない季節 (講談社ラノベ文庫)

まぁそこそこ面白かった。

面白かったところとしては、ヒロインを恐らく敢えて深堀しないよう描写しているのが活きている事かな。全体的にドライな展開や文章は自分好みでした。全体的に設定とか登場人物とかを上手く利用していないというのかその設定やるならこーでしょって予想を逸らした感じがして。そこんところにドライな物語を感じる。キャラも現実的っていっちゃあ語弊はあるけれども過剰なメイキングをしていない事でとても淡々としているっちゅーかドライな雰囲気が生まれている。

そんな偽物のリアルっていえば良いのか、登場人物と物語の進行がかなりマッチしている感じ。

東京レイヴンズ 12 読みました

11を読んだのが丁度3年前だった。けれども内容は覚えていた。すげえぜレイヴンズ。面白いぜレイヴンズ。けれども土御門ファザー二人がどちらが夏目と春虎のファザーか分からんかった。

再度集結する仲間達と春虎陣営と大友陣営。さらに十二神将の新キャラ投入。今回はこの作者にとってはまだ溜めのターンではあるけれどもとても面白い。様々な登場人物たちの交錯するのが面白い。

あざの耕平さんは、結構予想通りというか王道というか何だかんだで読者の予想を裏切るどんでん返しの超展開は無いけれども、きちんとした伏線とそれを期待以上に面白く魅せてくれるなぁと改めて思った。

俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。 ディストラクション水色革命

俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。 (ガガガ文庫)

俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。 (ガガガ文庫)

良かった-。こう心をガツッと掴まれるてゆうんじゃなく、端っこのほーをさわさわーっと撫でる気持ちよさよ。さわさわーっと。

スケベな主人公と超能力のせいで世間から隔離されてる少女とのラブコメなんだけれども。全体的にコメディぽさを出しつつもどことなくこう甘酸っぱいっていう程上品な感じもなく、かといって苦いとか辛い程の暗めな青春でもなく。ハジケテルっていう程の青春フルドライブでもなく。気の抜けたレモンスカッシュ感覚。ハジケル側じゃないけれども当の本人達は真っ直ぐな青春。そんな感じがとても良い感じ。

主人公とヒロインだけで無く、その他の登場人物も絡めた群像劇みてえな青春モノとして、続いてくれんかな-。生徒会長のさりげなさも好きだった。面白いぞー続け、続けー。

友人キャラは大変ですか? 2 読みました。

友人キャラは大変ですか? 2 (ガガガ文庫 た 7-2)

友人キャラは大変ですか? 2 (ガガガ文庫 た 7-2)

いやー面白かった。フッツーにラブコメとして読んでるな。今回は前回のヒキから主人公が魔王側の立ち位置で演じ続けなればならなくなり、そんで新キャラも投入。

魔王側の三姫と一郎とのわちゃわちゃは居候コメディとして単品で面白かった。それに加え、今回は魔王の器っていう重要な役割を請け負う事になってしまった一郎は関係修復に努めようとするが、その役割と新キャラによって前回よりも一人相撲が半端ない。前回よりもメタメタしさが減り、今回の一郎役割の方が物語の舞台裏のディレクターぽさが強くなっている感じ、さらに主演男優もやっててんやわんやしていくのがとても楽しいコメディだった。

このキャラ達がわちゃわちゃコメディしてるのも楽しいし、甘い恋愛してるのも楽しい。楽しいラブコメだったんよ。

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない 読みました

面白かった。

話の筋書きと登場人物には正直、あまり面白味を感じられなかった。けれど読んでるとスルスル入ってくる文章が魅力的と感じた。これはテンポが良いと言えば良いのか?けれどもテンポだけでは無いような。そんなスルスル感が良かったです。

ぶっちゃけ最初はリセット彼女の人かァとあまり期待はしていなかったのだが。リセット彼女の時も思ったけれど、あまりストーリー自体は凡だけれどもその物語の構築の仕方は面白さを感じる。

最後のオチとして、主人公はこれだよなぁルサンチマンらしさって思えた。他作品のルサンチマンは主人公にルサンチマンとして格好良さを出してるけれども。本作の主人公は、劣等感を持ちつつ劣等感は強い。後半でさすがに主人公だからそのこういった作品でよくみる弱者である主人公がリア充などの勝ち組に咆哮をキメるシーンはこれがやっぱり弱者とか負け組だよなぁと。同レーベルの人気作で自分てまるで八幡に似てる!!って思ってる読者がネタにされてるレベルだけれども。八幡よりこいつ!こいつ!!あんたらはどっちかつーとこいつ!でしょ!と。何というか弱キャラ友崎くんも俺ガイルのカウンターぽさあるなぁと漠然とした印象的を持ってたが。本作も俺ガイルのカウンターみてえな印象を感じました。

菊と力 すぐ隣にあるヴァイオレンスの匂い

菊と力

菊と力

あー面白かったー!!と読み終わってやっと一息つけた。逆に読み終わるまで一息つけないひりついた読書の感覚。これ凄く心躍ります。

最初は、あれ?文章固いな?とか斬かよ!みてえな邪な気持ちが邪魔してたんですけれども直ぐにヴァイオレンスな、チューボーなのにかったりいとか煙草をふかしつつ気怠げなヤンキーぶってるガキンチョと。粋がってるティーンズな空気と。どこにでいそうなガキンチョ、いやいないかと。あっりえねー首が飛ぶ血が舞う暴力暴力なヴァイオレンスないやヴァイオレンス飛び越えたひりついた空気と。それらの混ざり合いがサイコーにダサさもあるけれどクールな世界。ダサいとクールが両立するんだ。そんな物語に魅了されました。あーホントに面白い。

いや確かに現代のいやちょい古めかしいヤンキーが帯刀を許された世界じゃあーなるんじゃ?いやないないない無いから!!みてえなバランスに揺さぶられるのがとーーーっても気持ちいいのよ。もしかしたらあり得る?いや絶対あり得ない!!こいつらって等身大の気持!?いやいやこいつらが等身大のティーンズだったら狂ってんだろ!!と彼等彼女等の偽物だけれどもグングン香る生っぽさ。その生っぽさと殺せ犯せもっと殺せ首飛ばせな過剰なヴァイオレンスがとても面白い青春活劇。

特に対して物語上、交わってこなかった二人の主人公、更子とカズサ。ただ成り行きで共闘する事になって、一回の殺し合いで信頼って強い言葉ではないけれど。繋がりをもって。その繋がりが殺し合いの場で気づいたら膨らんでのラストシーンの涙。とってもサイコーにクール。だけれどもなーんかださい。そんな感じがハッキリクッキリ鮮明に大好きです!!

あーこのアンバランスな殺し合いと青春。アンバランスな更子とカズサの関係。エビローグの締め方も大変良かった。

大好きですわ、この作品。